Online Writers’ ClubのHPをリニューアルしました

2020年に制作したOnline Writers’ ClubのHPをリニューアルしました。

https://onlinewritersclub.studio.site/

Online Writers’ Clubは2020年5月、コロナ禍のまだ入口の頃にリモート演劇の自主制作集団として発足し、その後リモート演劇に留まらず活動を広げ、2023年3月現在は映画、舞台、ラジオドラマなど様々な作品の脚本の執筆を行っています。

私自身もクリエイティブメンバーとして参加しています。
代表作の「Remote Theater “Love at first sight”」「画面の中のファイターズ」は動画編集やアニメーション作成で参加しています。

使用ツール:STUDIO
特色:背景動画、YouTube動画埋め込み

ハルナツvol.1『Proof』のHPを制作しました

小林春世ちゃん(俳優・翻訳)と佐藤千夏ちゃん(俳優)の立ち上げたユニット「ハルナツ」のHPを制作しました。

https://harunatsu.studio.site/

作品に向かう二人の思いや、雰囲気、風景、空気が伝わるよう心がけ、デザイン、レイアウトを作成しました。

使用ツール:STUDIO
特色:ポップアップ、GoogleMap埋め込み

今井夢子さんのインタビュー動画の制作をしました

SNSでの拡散を前提としたインタビュー動画を制作しました。

舞台制作スタッフ向け、リスペクトトレーニング/ハラスメント研修

先日、舞台制作を主に行なっている株式会社momocan(代表 半田桃子さん)が主催している「舞台制作スタッフ向けリスペクトトレーニング/ハラスメント研修」を受けてきました。

私は舞台PRを行っているので、広報戦略やプレスリリースを作成するために団体の主宰や作家・演出家の方と会うことは多いですが、現場に行くことはほぼなく、良くも悪くも現場でのハラスメントに関わる可能性は低い立場です。
しかし、今現場でどんなことが起こっているのか、どんな課題があるのか、どんな取り組みをしようとしているのかを知りたくて参加しました。

あと、私が行なっている舞台PRの仕事は現場に関わらず個人でもできる仕事ですが、私個人としては前々から、舞台を裏で支えるスタッフの一人として制作さんと仲良くなりたい、制作さんの仕事をもっと知りたいと思っていたので、今回参加できて本当によかったです。


研修内容

momocanさんのHP内にレポートが掲載されているので、研修内容が気になる方はこちらをご参照ください。

https://momocan.co.jp/training/220912_report/

今回の研修を受けて一番衝撃だったのは、私自身に「人権」についての知識がほとんど無かったことです。本当に、恥ずかしながら。

「尊敬できるあの人にも、尊敬できないあの人にも、人権は同じようある」(テキストより引用)

去年はフェミニズムやジェンダーについて話す機会が多く、新しく知ったことも多くその分野の解像度が上がって視野が広がったので、今年は人権についてそしてハラスメントについて学んだり考えたりし、解像度を上げていきたいと思いました。

ディスカッション

最後は円になってディスカッション、今日の感想の共有を行いました。
実際の現場でのハラスメントや困りごとについて共有し、みんなで受け止め、それに対して何かできることはないか、考え、話し合いました。

ディスカッションでは「制作」という仕事自体について、比較的多く話されました。

まとめると、「本来はプロフェッショナルな仕事であるのに、仕事の幅が広すぎて細々とした雑務までやっているため『お手伝いさん』的なポジションと勘違いされ軽んじられている、適正な評価と対価を得られていない。」という内容だと思います。

私にできること

私の武器であるPRでこの問題を解決することができないか、考えました。

昨年、映画界そして演劇界のハラスメント告発が相次ぎメディアでも多く報じられました。それは情報が世に出て、記者さんの元に届き、「社会を良くするために広く報道されなくてはいけない」と判断されたからです。

これの「制作」版を行うことで、環境を変えられないか、と考えいています。
制作の仕事が知られていない、そこで起こっている困りごとが個人や現場に収まってしまっていて、世間に広く発信されていず記者さんの元にも届いていないので、そこを届けるということをこれからやっていきたいと思っています。

まずは情報を集めたり仲間と繋がることから始めて、どのようなアプローチならこの現状がちゃんと伝わり、課題解決に繋げていけるのか、できることから少しずつ、動き始めようと思っています。

(もしどなたか、制作スタッフの協会を作ることがあれば広報お手伝いしますので、どうぞお声がけください……!)

第二回 樂之会チラシを作成しました。

2022年12月
能楽師の武田祥照くんの個人の会『樂之会』のチラシを作成しました。

武田くんと何度も話し合い、何パターンも作成し、何度もテスト印刷をし、こちらのデザインに落ち着きました。

チラシのコンセプトは「ブロマイド」。
「400年前の美少年」である美しい面を全面に、極限まで文字情報は削ぎ落とし、大切なメッセージを一言だけ箔押しで。ちなみに面は実寸大です。これもこだわったポイントです。

紙も普通のチラシより少し厚めでしっかりしています、ポスターとして飾っていただきたい一枚です。

他のチラシと並べても、存在感・大です。

公演の詳細はこちらへ。

[DATA]
能楽師武田祥照 個人の会『樂之会』チラシ
マットコート135kg・両面カラー・箔押し/ツヤ金_25cm2内

【メディア掲載】舞台公演『Manhattan96 Revue~白昼のグリーンジャーニー~』

広報PRを担当している舞台公演『Manhattan96 Revue~白昼のグリーンジャーニー~』の記事が、東京新聞、北國新聞に載りました。
「メディアにもっと舞台の話題を載せたい」「身の回りに舞台の話題が溢れれば、劇場を身近に感じ、足を運ぶ人が増えるのでは」そう思ってメディアへのPRを始めた私にとって、新聞掲載はとても嬉しいです。

宣伝とPRはちがいます。
宣伝はお金を払って広告を出す「一方的な情報提供」ですが、PRはPublic Relationsという言葉が示す通り「双方向のコミュニケーション」です。
今回、北國新聞(北陸の代表紙、石川県富山県のニュースを扱っている)に、出演者で石川県出身の市川真也さんのインタビューが掲載されました。新聞を読むのは石川県富山県の人ですから「石川県出身で東京で活躍しているこんな素敵な人がいる」という人物の紹介が中心の記事なのですが、記者さんの巧みなインタビューで、現在の活動と地元で過ごした時間との繋がりが引き出され、親しみが湧き、市川さんの活動に興味が湧く、そして応援したくなるような記事に仕上がっていました。

自分と同じ出身地の人が活躍していたら嬉しいし、なんだか自分も誇らしい気持ちになりますよね。「こんな人が演じているんだ」「こんなことを考えて舞台に立っているんだ」そんなことを知ると、応援したくなりませんか?

例え、小さな「お知らせ欄」に載っただけでも、数ある情報の中から選ばれて載ったことには変わりありません。「選ばれている」「応援されている」と感じられることは、本番に向かって行くパワーのひとつになるでしょう。

これは宣伝では得られない効果です。

今回インタビュー記事が載ったのは北國新聞ですので、記事を見てお芝居を見に来るという人はいないでしょう。ですが、今の時代は「配信」があります。
また、「今どき誰も新聞なんて読んでいないじゃない?」と言われることも多々あるのですが、自分で言えば良いのです「新聞に載った!」と、「私、注目されているみたいだよ!」と!!!それでも十分にメディアに載った価値は伝えられます。

今回、北國新聞の記事は劇場のロビーでご来場の皆様に見ていただけるように掲示する予定です。
市川さんの故郷への思いが引き寄せたご縁のような、素敵な記事になっています。初日のプレビュー公演以外はまだチケットがございます、ぜひ劇場まで足をお運びください。


Manhattan96 Revue 〜白昼のグリーンジャーニー〜
10/27-30 at 浅草九劇

ダンス、音楽、演劇、ミュージカル、多様な表現方法のコラージュで見る人の心を躍らせ、身体感覚を呼び覚ますManhattan96の現代レビュー、今回のテーマは「想像力」。

私たちのすぐ近くに存在するのに、何も言わない、何を考えているのかわからない「植物」。私たちの隣人である植物をモチーフに、相手の想いを想像すること、想像することの優しさや悦び、想像力を使って繋がることや共感することを描きます。

https://manhattan96.com/


【メディア掲載】
・2022年10月16日 ステージナタリー 植物テーマに描く、Manhattan96「Revue~白昼のグリーンジャーニー~」
・2022年10月17日 東京新聞 都内版 インフォメーション欄
・2022年10月25日 北國新聞 「加賀市出身・市川さん「三叉大杉」思い舞台に」
・2022年10月27日 ステージナタリー グリーンジャーニー、いよいよ出立!Manhattan96の新作公演が本日スタート

今回は舞台の魅力を伝えるための動画制作、SNS発信のサポートとメディアへのPRを行いました。

舞台PR、動いています!

■舞台PR■戯曲組『令和X年のオセロー』の広報を担当しました!

シェイクスピアの『オセロー』をジェンダーギャップの観点から戯曲組の主催である吉村元希さんが翻案し、上演した作品です。
舞台芸術業界から、少しでも世界をより良い方向に変えたいと思っているので、広報で応援できで嬉しかったです。

メディア掲載
・8月12日 エンタメ特化型情報メディア スパイス
・8月15日 週刊きちじょうじ
・8月29日 アプリ版ぴあ

今後の予定

舞台PR■Manhattan96『Manhattan96 Revue 白昼のグリーンジャーニー』

広報PRを担当しています。
「豊かな制作プロセスを多くの人に知ってもらう」ということをするために、今回は動画を作ってSNSで発信、ということにもチャレンジしています。

続きを読む 舞台PR、動いています!

サイト名を変更しました。

3年前くらいにポートフォリオサイトとして立ち上げた自分のウェブサイト(これ)を改修しました。
当時はウェブとか紙とかのデザインをやっていたので、自分が作った作品を見てもらうためのサイトだった。なので、そういう目的の、「画像がいっぱい並んでて、なんかいい感じ!」というサイトでした。

最近。PRをメインでやっていきたくて、そのためには文章も書かなくてはいけなくて、サイトの目的が変わってきたので、サイトのデザイン変えなきゃなと、かれこれ半年くらい思っていたのですが、ようやく改修しました。

それに伴い、サイト名変更しました。一応、この名前で開業届出してます。

前田高志さんという元・任天堂のデザイナーさんで、ものすごく素敵な方がいて(いま株式会社NASUという会社をやっている)、その方がやっている「前田デザイン室」というものすごいクリエイティブなオンラインサロンがあり(一時期参加していた)、それにあやかって「石井企画室」にしました。

広報やPRをやるので「石井広報室」「石井PR室」にしようかとも思ったのですが、私デザインもやるし動画もやるし、広報やPRに留まらないでいろんなことやっていきたいな、いろんなこと掛け合わせて私にしかできない提案をしていなと思って「石井企画室」にしました。

いろんな人と出会って、いろんなこと企画したいです。
すごくざっくりいうと、私は人が輝くための支援がしたい人です。
いろんなこと考えてます、気軽に遊びに来てください。


最近やってること。

Manhattan96 Revue 白昼のグリーンジャーニーの広報担当してます。

「この舞台の魅力は?」「どうやったらそれが伝わる??」

舞台そのものを見ないと魅了は伝わらないよー、というのが本心ですが、でもそれを事前になんとかして伝えるのが広報です。今回は動画をたくさん作ります。

少し稽古場を見学したのですが、作り上げる過程が、本当に素晴らしい。それだけで芝居一本見たくらいの感動をした。それをどうやって伝えるか。試行錯誤してます。ぜひ見てみてください。

9月の観劇など

9月に見たもの

戯曲組『令和X年のオセロー』@吉祥寺シアター
宝塚歌劇団花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』@東京宝塚劇場
アガリスクエンターテイメント『SHINE SHOW!』@配信
庭劇団ペニノ『笑顔の砦』@吉祥寺シアター
Project Nyx『青ひげ公の城』@スズナリ
劇団肋骨蜜柑同好会 特別企画『田瓶奇譚集』@駅前劇場
東葛スポーツ『パチンコ(上)』@シアター1010/稽古場1
宝塚歌劇団月組『グレート・ギャツビー』@東京宝塚劇場
日本劇作家協会『戯曲セミナー』ライブ講義 第一回 中屋敷法仁・第二回 古川 健

演劇について、戯曲についてもっとちゃんと知りたいと思い、9月開講の『戯曲セミナー』受け始めました。初回、中屋敷法仁さんの「戯曲とは」というような戯曲の定義の説明がわかっているようで、わかっていない内容だったので、勉強になりました。こういう言葉は戯曲のタイトルに使わない方がいいですよ、なぜなら〜というのもとても興味深かったです。引き続き楽しみです。