近況、今後の予定など

すっかり更新をサボっていました。
水族館劇場の公演に今回は最初から最後まで、全面的に参加しました。約3ヶ月、現世から離れていたように感じます。浦島太郎です。現実に戻るのに時間を要しました。

舞台PR相談会

先週、『舞台PR』相談会を実施しました。
舞台、小劇場、劇団、文化芸能関連の広報やPRについて個別に相談に乗りますという会です。(zoomで実施)

ずっと前からやろう、やらなきゃと思っていたのですが、
質問に答えられなかったらどうしよう、とか、募集して誰からも応募なかったらどうしよう、などという自分のつまらないプライドに阻まれ、なかなか開催できていませんでした。でも!「いろんな人の困り事を実際に聞いて知らないと人の役に立つ仕事はできない」と思い、開催に踏み切りました。

今回、2名の方とお話ししたのですが、
・宣伝方法
・プレスリリースを使ってメディアに情報を提供する
・プレスリリースに書く内容
というような内容をお話ししました。

DMの送付、HPやSNSでの広報以外に、メディアに情報を提供し掲載してもらうという手法があり、今回の相談者さんのお一人は市民劇団の方だったので、その場合は新聞の地域版に「市民の活動」「地域のニュース」として取り上げられやすいことをお伝えしました。

もう一人の相談者さんには、具体的にプレスリリースの書き方、内容の組み立て方、分量、プレスリリースを読む記者の方の目線についてお伝えしました。
「小劇場のプレスリリース」はお手本や雛形、正解のようなものがないので難しいです。なので、PR塾で学んだ小規模の企業(または個人)が出す物の構造を参考に、私も日々頭を悩ませています。

参加者の声

相談会終了後に簡単なアンケートに答えてもらったのですが、「有意義だった」「聞きたいことが聞けた」というコメントをいただきました!
舞台の広報やPRはまだまだできることがたくさんあるので、これからも情報発信を続けていきたいと思います。
以下、掲載許可をいただいたコメントです。

「気づきが多い、有意義なセッションでした。プレスリリースは大企業の記者発表みたいなもので、あまり縁がないなというイメージでしたが、自分の劇団でも活用できることがわかりました。事前にこちらの劇団のことを調べて頂き、具体的なアクションに繋げられる提案を頂きました。ありがとうございました。」

「聞きたかった点について端的に説明していただけてよかったです。 宣伝活動における重要なポイントを考えるきっかけになりそうです。」

感想

現場の最大の課題は「集客」。
広報と集客の結びつきについて、実際の状況をもっと知って、情報の設計を考え、提案ができるようになりたいと思いました。
そして集客という課題の解決を目指すなら、広報よりも広告の方が結果が出せる場合もあると思うので、広告についても詳しくなりたいと思いました。

PRをお手伝いしたり、HP作成を請け負ったりする中で、広報や情報の設計について相談を受けることが多いです。
「なかなか相談できる人がいなくて」という声をよく耳にします。
演劇について相談できる人はいるけど、広報戦略や劇団のブランディングについて相談できる人がいないようです。
PRに加えてコンサルなどの領域のことも勉強中です、なんでも相談できる人めざしてスキルアップしていこうと思います。

無料相談会、また開催しようと思います。
開催のお知らせをしていない時でも、お問い合わせいただければ随時相談に乗りますので、お気軽にtwitter DMよりお問合せください!(zoomにて30分程度、無料)

今後の予定

9月3日戯曲組『令和X年のオセロー』
広報で参加しております。

10月27〜30日『Manhattan96 Revue〜白昼のグリーンジャーニー〜』
広報で参加しております。

ここまで読んでくださった貴方様、ありがとうございます。
どうぞお元気で、ごきげんよう。