【メディア掲載】舞台公演『Manhattan96 Revue~白昼のグリーンジャーニー~』

広報PRを担当している舞台公演『Manhattan96 Revue~白昼のグリーンジャーニー~』の記事が、東京新聞、北國新聞に載りました。
「メディアにもっと舞台の話題を載せたい」「身の回りに舞台の話題が溢れれば、劇場を身近に感じ、足を運ぶ人が増えるのでは」そう思ってメディアへのPRを始めた私にとって、新聞掲載はとても嬉しいです。

宣伝とPRはちがいます。
宣伝はお金を払って広告を出す「一方的な情報提供」ですが、PRはPublic Relationsという言葉が示す通り「双方向のコミュニケーション」です。
今回、北國新聞(北陸の代表紙、石川県富山県のニュースを扱っている)に、出演者で石川県出身の市川真也さんのインタビューが掲載されました。新聞を読むのは石川県富山県の人ですから「石川県出身で東京で活躍しているこんな素敵な人がいる」という人物の紹介が中心の記事なのですが、記者さんの巧みなインタビューで、現在の活動と地元で過ごした時間との繋がりが引き出され、親しみが湧き、市川さんの活動に興味が湧く、そして応援したくなるような記事に仕上がっていました。

自分と同じ出身地の人が活躍していたら嬉しいし、なんだか自分も誇らしい気持ちになりますよね。「こんな人が演じているんだ」「こんなことを考えて舞台に立っているんだ」そんなことを知ると、応援したくなりませんか?

例え、小さな「お知らせ欄」に載っただけでも、数ある情報の中から選ばれて載ったことには変わりありません。「選ばれている」「応援されている」と感じられることは、本番に向かって行くパワーのひとつになるでしょう。

これは宣伝では得られない効果です。

今回インタビュー記事が載ったのは北國新聞ですので、記事を見てお芝居を見に来るという人はいないでしょう。ですが、今の時代は「配信」があります。
また、「今どき誰も新聞なんて読んでいないじゃない?」と言われることも多々あるのですが、自分で言えば良いのです「新聞に載った!」と、「私、注目されているみたいだよ!」と!!!それでも十分にメディアに載った価値は伝えられます。

今回、北國新聞の記事は劇場のロビーでご来場の皆様に見ていただけるように掲示する予定です。
市川さんの故郷への思いが引き寄せたご縁のような、素敵な記事になっています。初日のプレビュー公演以外はまだチケットがございます、ぜひ劇場まで足をお運びください。


Manhattan96 Revue 〜白昼のグリーンジャーニー〜
10/27-30 at 浅草九劇

ダンス、音楽、演劇、ミュージカル、多様な表現方法のコラージュで見る人の心を躍らせ、身体感覚を呼び覚ますManhattan96の現代レビュー、今回のテーマは「想像力」。

私たちのすぐ近くに存在するのに、何も言わない、何を考えているのかわからない「植物」。私たちの隣人である植物をモチーフに、相手の想いを想像すること、想像することの優しさや悦び、想像力を使って繋がることや共感することを描きます。

https://manhattan96.com/


【メディア掲載】
・2022年10月16日 ステージナタリー 植物テーマに描く、Manhattan96「Revue~白昼のグリーンジャーニー~」
・2022年10月17日 東京新聞 都内版 インフォメーション欄
・2022年10月25日 北國新聞 「加賀市出身・市川さん「三叉大杉」思い舞台に」
・2022年10月27日 ステージナタリー グリーンジャーニー、いよいよ出立!Manhattan96の新作公演が本日スタート

今回は舞台の魅力を伝えるための動画制作、SNS発信のサポートとメディアへのPRを行いました。

舞台PR、動いています!

■舞台PR■戯曲組『令和X年のオセロー』の広報を担当しました!

シェイクスピアの『オセロー』をジェンダーギャップの観点から戯曲組の主催である吉村元希さんが翻案し、上演した作品です。
舞台芸術業界から、少しでも世界をより良い方向に変えたいと思っているので、広報で応援できで嬉しかったです。

メディア掲載
・8月12日 エンタメ特化型情報メディア スパイス
・8月15日 週刊きちじょうじ
・8月29日 アプリ版ぴあ

今後の予定

舞台PR■Manhattan96『Manhattan96 Revue 白昼のグリーンジャーニー』

広報PRを担当しています。
「豊かな制作プロセスを多くの人に知ってもらう」ということをするために、今回は動画を作ってSNSで発信、ということにもチャレンジしています。

続きを読む 舞台PR、動いています!

サイト名を変更しました。

3年前くらいにポートフォリオサイトとして立ち上げた自分のウェブサイト(これ)を改修しました。
当時はウェブとか紙とかのデザインをやっていたので、自分が作った作品を見てもらうためのサイトだった。なので、そういう目的の、「画像がいっぱい並んでて、なんかいい感じ!」というサイトでした。

最近。PRをメインでやっていきたくて、そのためには文章も書かなくてはいけなくて、サイトの目的が変わってきたので、サイトのデザイン変えなきゃなと、かれこれ半年くらい思っていたのですが、ようやく改修しました。

それに伴い、サイト名変更しました。一応、この名前で開業届出してます。

前田高志さんという元・任天堂のデザイナーさんで、ものすごく素敵な方がいて(いま株式会社NASUという会社をやっている)、その方がやっている「前田デザイン室」というものすごいクリエイティブなオンラインサロンがあり(一時期参加していた)、それにあやかって「石井企画室」にしました。

広報やPRをやるので「石井広報室」「石井PR室」にしようかとも思ったのですが、私デザインもやるし動画もやるし、広報やPRに留まらないでいろんなことやっていきたいな、いろんなこと掛け合わせて私にしかできない提案をしていなと思って「石井企画室」にしました。

いろんな人と出会って、いろんなこと企画したいです。
すごくざっくりいうと、私は人が輝くための支援がしたい人です。
いろんなこと考えてます、気軽に遊びに来てください。


最近やってること。

Manhattan96 Revue 白昼のグリーンジャーニーの広報担当してます。

「この舞台の魅力は?」「どうやったらそれが伝わる??」

舞台そのものを見ないと魅了は伝わらないよー、というのが本心ですが、でもそれを事前になんとかして伝えるのが広報です。今回は動画をたくさん作ります。

少し稽古場を見学したのですが、作り上げる過程が、本当に素晴らしい。それだけで芝居一本見たくらいの感動をした。それをどうやって伝えるか。試行錯誤してます。ぜひ見てみてください。

9月の観劇など

9月に見たもの

戯曲組『令和X年のオセロー』@吉祥寺シアター
宝塚歌劇団花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』@東京宝塚劇場
アガリスクエンターテイメント『SHINE SHOW!』@配信
庭劇団ペニノ『笑顔の砦』@吉祥寺シアター
Project Nyx『青ひげ公の城』@スズナリ
劇団肋骨蜜柑同好会 特別企画『田瓶奇譚集』@駅前劇場
東葛スポーツ『パチンコ(上)』@シアター1010/稽古場1
宝塚歌劇団月組『グレート・ギャツビー』@東京宝塚劇場
日本劇作家協会『戯曲セミナー』ライブ講義 第一回 中屋敷法仁・第二回 古川 健

演劇について、戯曲についてもっとちゃんと知りたいと思い、9月開講の『戯曲セミナー』受け始めました。初回、中屋敷法仁さんの「戯曲とは」というような戯曲の定義の説明がわかっているようで、わかっていない内容だったので、勉強になりました。こういう言葉は戯曲のタイトルに使わない方がいいですよ、なぜなら〜というのもとても興味深かったです。引き続き楽しみです。

小劇場の広報PR費用と全体予算のバランスの悪さ

こんにちは。
このブログを見てくださっている方は既にご存知だと思うのですが、私は小劇場、劇団、舞台のに特化した広報PRを行なっています。

最近有難いことに、「石井さんって舞台の宣伝とかやってるの?」「広報について相談したいんだけど」と声をかけていただくことが増えました。
広報PRについて学び始め、お仕事をいただけて活動できること、メディアへの掲載などの成果が出せていること、少しずつ私の活動が認知されてきており、嬉しい限りです。

広報PRという言葉を表に出して活動して1年たった今、気づいたことがいくつかあります。

舞台の広報PRを専門にやっている人、いない

既存の枠組み、既存の役職の中で広報という業務がどこに含まれるか考えると、宣伝活動の一環と捉えれば、広報は制作の仕事です。
私自身も自分が所属している劇団で元々制作をやっており、その活動の中で広報に興味を持ち、可能性を感じ、専門的に学びました。

ですが、名の知れた制作さんの担当された公演のメディア露出の状況を見ても、「演劇系のメディア」への露出で止まっていました。
推測になりますが、プレスリリースを書いて、新聞やテレビにアプローチすると言うことは行なっていないと思われます。

舞台の広報PR、コスパ悪い

「コスパが悪い」というのはかなり雑な表現なのですが、舞台公演の予算と、広報PR活動の費用のバランスが悪いです。
実は、小さな舞台公演の広報PR活動でも、企業のサービスの広報PR活動でも、行う内容はほぼ同じなんです。
ですが、企業のサービスは永続的に提供が続けられ、売上が上がり続ける予定のものですが、舞台公演は期間も客席数も決まっていて売り上げの上限が決まっています。
全体の予算規模が全く違うのです。

舞台公演においてPR活動を行なったことによって、メディア掲載などの成果を出せたとしても、全体の予算の中で見た時に広報PRの費用が占める割合や、集客へ貢献したかという短期的な費用対効果を考えると、
広報PRにお金をかけるより、宣伝にお金を使った方が良いかも知れません。

広報PRで提供できる価値は

効果は出ている、それに必要は費用はこの額である、でも全体の予算から考えるとそれは適正な額なのであろうか。
私自身かなり迷い価格設定をしています。

迷う理由を挙げると、
①舞台公演の全体の予算を正確に把握していない
②舞台の広報PRで出せる価値を私が思い描けていない
この2点かなと思います。

②に関しては私個人のリサーチで解決できる課題ですが、①に関してはたくさんのデータが必要です。
もしデータを提供してくださいる方がいらっしゃいましたら、無償で広報PRお手伝いするくらいのことはしたいと考えています、ご連絡いただけましたら幸いです。(twitter DM解放してます。)

演劇系ウェブメディア一覧

演劇系のウェブメディアをリストアップしました。
広報活動の際にお役立てください、また「他にもあるよ!」という場合はお知らせください!

※注意事項などをよく読んでから情報を送るようにしてください。

■ステージナタリー(株式会社ナターシャ)

https://natalie.mu/stage

  • 演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします。

「情報提供・広告掲載・お問い合わせ」というページに情報提供先のメールアドレスの記載あり。

■SPICE(株式会社イープラス)

https://spice.eplus.jp/

  • SPICE(スパイス)は、国内初、エンタメ特化型情報メディア。音楽、クラシック、舞台、アニメ・ゲーム、イベント・レジャー、アート、スポーツ、映画などのニュースや レポート、インタビューやコラム、動画などHOTなコンテンツをお届けするエンターテイメント特化型情報メディアです。

「掲載依頼・お問い合わせ」のページに情報提供先のメールアドレスの記載あり。

■チラシステージ(株式会社イープラス)

https://eplus.jp/sf/guide/cst

  • 全国の舞台公演チラシが、スマートフォン・タブレットで簡単に閲覧できるe+(イープラス)の無料アプリ

ページ下部に登録先へのリンクあり。

■アプリ版ぴあ(ぴあ株式会社)

https://lp.p.pia.jp/

  • ぴあ株式会社が提供するエンタメ情報メディア。映画、音楽、舞台、アート、クラシックの作品&ライブ情報のほか、話題のニュースや人気アーティストの連載をお届けします

メニュー内「お問い合わせ」というページの、お問い合わせ種別に「情報掲載について」という項目あり。

■カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)

https://magazine.confetti-web.com/

  • ページ下部に「記事の掲載をご希望の方へ」というページへのリンクがあり、情報の掲載、広告掲載の詳細の案内あり。

■ローチケ演劇宣言!(株式会社ローソンエンタテイメント

https://engekisengen.com/

  • ローチケ演劇宣言!は「ローソンチケット」が運営する演劇・ミュージカルに関するインタビューや観劇レポート、製作発表の模様などを紹介するウェブサイトです。

■エンタメターミナル(株式会社ERIZUN)

https://enterminal.jp/

  • エンタメ関連のインタビュー、製作発表、稽古場、舞台稽古、など多くの取材を基に、“知る”だけでなく“読んで楽しむ”記事

「掲載依頼」ページ内に情報の送付先のメールアドレスの記載あり。

近況、今後の予定など

すっかり更新をサボっていました。
水族館劇場の公演に今回は最初から最後まで、全面的に参加しました。約3ヶ月、現世から離れていたように感じます。浦島太郎です。現実に戻るのに時間を要しました。

舞台PR相談会

先週、『舞台PR』相談会を実施しました。
舞台、小劇場、劇団、文化芸能関連の広報やPRについて個別に相談に乗りますという会です。(zoomで実施)

ずっと前からやろう、やらなきゃと思っていたのですが、
質問に答えられなかったらどうしよう、とか、募集して誰からも応募なかったらどうしよう、などという自分のつまらないプライドに阻まれ、なかなか開催できていませんでした。でも!「いろんな人の困り事を実際に聞いて知らないと人の役に立つ仕事はできない」と思い、開催に踏み切りました。

今回、2名の方とお話ししたのですが、
・宣伝方法
・プレスリリースを使ってメディアに情報を提供する
・プレスリリースに書く内容
というような内容をお話ししました。

DMの送付、HPやSNSでの広報以外に、メディアに情報を提供し掲載してもらうという手法があり、今回の相談者さんのお一人は市民劇団の方だったので、その場合は新聞の地域版に「市民の活動」「地域のニュース」として取り上げられやすいことをお伝えしました。

もう一人の相談者さんには、具体的にプレスリリースの書き方、内容の組み立て方、分量、プレスリリースを読む記者の方の目線についてお伝えしました。
「小劇場のプレスリリース」はお手本や雛形、正解のようなものがないので難しいです。なので、PR塾で学んだ小規模の企業(または個人)が出す物の構造を参考に、私も日々頭を悩ませています。

参加者の声

相談会終了後に簡単なアンケートに答えてもらったのですが、「有意義だった」「聞きたいことが聞けた」というコメントをいただきました!
舞台の広報やPRはまだまだできることがたくさんあるので、これからも情報発信を続けていきたいと思います。
以下、掲載許可をいただいたコメントです。

「気づきが多い、有意義なセッションでした。プレスリリースは大企業の記者発表みたいなもので、あまり縁がないなというイメージでしたが、自分の劇団でも活用できることがわかりました。事前にこちらの劇団のことを調べて頂き、具体的なアクションに繋げられる提案を頂きました。ありがとうございました。」

「聞きたかった点について端的に説明していただけてよかったです。 宣伝活動における重要なポイントを考えるきっかけになりそうです。」

感想

現場の最大の課題は「集客」。
広報と集客の結びつきについて、実際の状況をもっと知って、情報の設計を考え、提案ができるようになりたいと思いました。
そして集客という課題の解決を目指すなら、広報よりも広告の方が結果が出せる場合もあると思うので、広告についても詳しくなりたいと思いました。

PRをお手伝いしたり、HP作成を請け負ったりする中で、広報や情報の設計について相談を受けることが多いです。
「なかなか相談できる人がいなくて」という声をよく耳にします。
演劇について相談できる人はいるけど、広報戦略や劇団のブランディングについて相談できる人がいないようです。
PRに加えてコンサルなどの領域のことも勉強中です、なんでも相談できる人めざしてスキルアップしていこうと思います。

無料相談会、また開催しようと思います。
開催のお知らせをしていない時でも、お問い合わせいただければ随時相談に乗りますので、お気軽にtwitter DMよりお問合せください!(zoomにて30分程度、無料)

今後の予定

9月3日戯曲組『令和X年のオセロー』
広報で参加しております。

10月27〜30日『Manhattan96 Revue〜白昼のグリーンジャーニー〜』
広報で参加しております。

ここまで読んでくださった貴方様、ありがとうございます。
どうぞお元気で、ごきげんよう。

小劇場の広報PRで最初にやること

先日、都内の小劇場をメインに活動している某劇団の代表と劇団内の広報担当の方とお話しする機会があり、劇団の広報やPRについて相談を受けました。

相談を受けた内容を簡単にまとめると、「これまでの広報活動では集客の限界を感じている、というかこれといった広報活動はしていなかった。どんなことをすればいいのか、どんな手段があるのか知りたい。」と言う感じでした。

その時は、入門的な内容からかなり上級な内容までわ~っとしゃべってしまったのですが、振り返ると分かりづらかったなと反省したので、こちらのブログに書き出していこうと思います。


まず最初にやることは?

宣伝するぞ!メディアに向けてアピールしていくぞ!という意気込みに水を差すようですが、その作業をする前に必要な「準備」があります。

それは、「情報のリストアップと整理」です。

具体的には、
・劇団の紹介(特徴、作風、強みなど)
・活動実績(いつ、どこで、どのような公演をしてきたか、WSをしてきたか)
を書き出し、読みやすいように整理しすることです。

情報を発信する

それができたら、まず劇団のホームページに反映させましょう。
SNSアカウントのプロフィールも見直してみると良いでしょう。

なぜ、その作業が必要かと言うと、メディアの方(新聞社の記者など)に公演の情報を届け、興味を持ってもらえた場合、「どんな劇団なのかな?」と、ホームページを見る可能性が高いからです。

プレスリリースで伝えられる情報がごくわずかですので、劇団の魅力や特色、実績を全て載せることはできません。

なので、ホームページにしっかり書いておく必要があります。

また、お客さんにとっても、そのような情報が載っていることで「こういう特色なら自分の好みと合いそうだな」と思ってもらえたり、「こういう実績があるならきっと面白いだろう」と迷っている人の背中を押せると思いますので、プラスに働くと思います。

最後に

昨日相談を受けた劇団は、「劇団の特徴や強みを書き出すのは難しい、なかなかまとまらない、適切な言葉が見つからない」という状況のように感じました。

「見てどう感じるかはお客さんの自由、だから劇団側でうちの劇団はこうですと限定したくない」というのも一理あると思います。

でも、「こういう劇団です」というのを示さないと、取材をするかどうか検討している人や、見に行くかどうか迷っている人には、判断をするための情報が提供できていないと思います。

劇団の紹介、活動実績、ぜひしっかり書いてみてください。


参考文献

私がPRを学んでいるPR塾(株式会社LITAが運営)の代表笹木郁乃さんが出された本です。具体例を交えてわかりやすく書いてあります。おすすめです。

『0円PR』著・笹木郁乃

『SNS×メディアPR100の法則』著・笹木郁乃

3つの宣伝方法「広告」「PR」「広報」

先日、「小劇場における広告とPRのちがい」という記事を書いたのですが、宣伝手段において広告とPRに加えて「広報」というものがあることに気がつきました。
今回は、「広告」「PR」「広報」の3つの違いを解説し、小劇場の宣伝手段を整理してみようと思います。


「広告」「PR」「広報」辞書で引いてみると

とりあえず、辞典で調べてみました。

広告
広く世間に知らせること
PR
内容を広く公衆に、宣伝して知らせること。広報。
広報
役所・企業などが広く人々に知らせること

三省堂国語辞典

……大差無いですね。

この記事を書くにあたって色々調べたのですが、それぞれを生業としている方がそれぞれ定義をしているようです。
なので私も、「小劇場の宣伝活動をわかりやすく分類する」という観点で、この3つの指す内容を定めてみようと思います。

小劇場の宣伝活動における「広告」「PR」「広報」

小劇場の宣伝活動をわかりやすく分類するという観点で整理すると、

広告
新聞や雑誌、WEBメディアなどの広告枠を購入し、公演情報を掲載し宣伝を行うこと
PR
記者が取材をし新聞や雑誌、WEBメディアなどに記事として載ること
広報
チラシを作って配布したり、HPを作って情報を掲示したり、自分のSNSで情報を発信したりすること

となると思います。

今、実際にやっているのはどれ?

今、多くの劇団が宣伝活動で行っているのは、
・チラシを作り他劇団の公演に折り込ませてもらう
・チラシを作り劇場などに置かせてもらう
・HPに公演情報を掲載する
・SNSに公演情報を掲載する
ですので、つまり「広報」です。

小劇場の場合「お客さんが自身のSNSアカウントで宣伝してくれること」も多いに宣伝活動を助けているのですが、これは「PR」に該当するのではないかと私は考えています。

最後に

前回書いた「小劇場における広告とPRのちがい」の記事でも書きましたが、お金が掛かるのが「広告」です。
そしてお金を掛けずにできるのが「広報」「PR」です。

宣伝活動にもっと力を入れたいけど、プレスリリースを書いてメディアに送る「PR」はちょっとハードルが高いなという方は、まずは「広報」を見直すだけでも結果が変わってくるかもしれません。

「チケットを予約しようかと思ったけど、予約ページに辿り着けずめんどくさくなって諦めてしまった」という、いわゆる「途中離脱」をなくすために、
・HPやチラシの情報に抜けがないか
・チケット予約のページまで迷わずに行けるか
・SNSからHPへの動線、SNSから予約サイトへの動線がわかりやすいか
・SNSに載せるURLのリンクが切れていないか
・SNSに載せているチラシの画像は文字がちゃんと読めるか
などを確認してみてください。

また、SNSでお客さんが応援しやすい状況を作ることや、応援してくれるお客さんに感謝をを伝えるということも、お金も掛からず、今すぐにできる「PR」のひとつだと思います。

小劇場の世界では、「広報」と「PR」は同時に運用・展開されるべきものかなと私は考えています。

今週、知人がtwitter経由で企画の相談をしてくれ、来週twitterのスペースで「広報RP相談会」を行うことになりました!
お気軽にご相談ください!

ここまで読んでくださりありがとうございます。


参考文献

私がPRを学んでいるPR塾(株式会社LITAが運営)の代表笹木郁乃さんが出された本です。具体例を交えてわかりやすく書いてあります。おすすめです。

『0円PR』著・笹木郁乃

『SNS×メディアPR100の法則』著・笹木郁乃

小劇場業界における広告とPRのちがい

公演を行うにあたって避けて通れないのが、「どうやってお客さんを集めるか」という問題。
どんなに素晴らしい作品でも、その存在を知ってもらわなくては観に来てもらえません。
お客さんに公演情報を届けるための情報発信の手段がいくつかありますが、今回は混同されやすい「広告」と「PR」の違いについてお話ししたいと思います。


「広告」と「PR」は違う

広告とPRの一番大きな違いは、情報をメディアに載せてもらうにあたりお金を払うかどうか、という点になります。

広告とは

広告は、メディアの広告枠を購入し情報を掲載します。
新聞や雑誌、WEB上のメディアなどです。
また駅構内の広告や電車の中の広告、郵便局内に広告スペースで舞台公演の情報が掲載されているのを見たことがあります。
YouTubeの広告、twitterで「プロモーション」と表記されているツイートも広告です。
お金さえ払えば、掲載したい情報を、掲載したい場所に掲載したい期間に掲示することができます。

PRとは

一方PRは、新聞や雑誌、WEB上のメディアに「記事」として載ることです。
新聞の場合、新聞社の記者が来て、取材をし、記事を書き、それが新聞に掲載されます。
お金は掛かりません。
ただし、こちらが掲載して欲しい情報を載せてもらえるとは限りません。
記者が「これは広く世に知らせなくては!」と感じ、読者の役に立つと判断した情報が載ります。
お金を掛けずに、メディアに載ることができますが、取り上げてもらえるかどうかはメディア側の判断に委ねられています。

そもそもPRってなに?

PRとは、パブリックリレーションズ(Public Relations)の略です。
ではパブリックリレーションズとは何なのか、日本パブリックリレーションズ協会の説明を引用します。

パブリックリレーションズ(Public Relations)は20世紀初頭からアメリカで発展した、組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団・社会)との望ましい関係をつくり出すための考え方および行動のあり方である。

日本パブリックリレーションズ協会「パブリックリレーションズとは」より http://prsj.or.jp/shiraberu/aboutpr

実は情報発信の手段ではなく、「組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団・社会)との望ましい関係」を作ること、私のPRの師匠である笹木郁乃さん(株式会社LITA)は「双方向のコミュニケーション」とおっしゃってます。

PRって集客できるの?

広告にしてもPRにしても、「集客できるのかどうか」が一番気になるところだと思います。
広告としてメディアに載った場合も、PRで記事としてメディアに載った場合も「認知」を広げることはできますね。あとは、それによってどれだけの人が「その公演を見に行きたい」と思うかです。その公演の企画自体、広告の内容自体、記事の内容自体に左右されるものだと思います。

ですが、この二つには大きな違いがあります。

広告欄はあくまでも「広告」です。YouTubeで流れる広告を「有益な情報だ」と思って見る人はいないですよね。

新聞の記事に載ると「◯◯新聞で紹介されているからきっと有益な情報だろう・素晴らしい公演なんだろう」と信頼できる情報として受け取ってもらえます。

広告欄だとスルーされてしまう公演情報でも、記事になったらお芝居に興味のない方でも目に留めて読んでいただけそうですよね。
ただし、一回メディアに載るだけで、一気に有名になる、一気にお客さんが増えるということはほとんどありません。公演ごとにこつこつPRを重ね、メディアへの掲載実績を重ねていくことで、集客にもつながると思います。

最後に

最後に、広告とPRのちがいをまとめると、
広告=お金がかかる・信頼がない
PR=お金がかからない・信頼がある
となります。

一般的な企業、ビジネスの世界ではPR活動は当たり前に行なっていますが、演劇業界、特に小劇場ではほとんど行われていません。
「舞台の価値」は人によって違います、それを言葉にするのは難しい作業です。

「一言で説明できないから、こんなに時間を掛けて準備をして、お芝居で表現してるんだ」

プレスリリースを作成していて、私も何度もこう思いました。
矛盾が生じているようにも感じます、でも見に来てもらうまで、足を運んでもらうまでは、お客さんにもメディアの方にも「言葉」で作品の魅力や、劇団のやりたいことを伝えなくてはいけないのです。
言葉を尽くして伝えないと、見に来てもらえないのです。

多くの人に価値を伝えられるPRに私は魅力を感じています。特にお金がない・できる人がいないという理由で今までPRをやってこなかった小劇場界において、PRの可能性を感じています。
お気軽にご連絡ください、無料相談もやっています。


参考文献

私がPRを学んでいるPR塾(株式会社LITAが運営)の代表笹木郁乃さんが出された本です。具体例を交えてわかりやすく書いてあります。おすすめです。

『0円PR』著・笹木郁乃

『SNS×メディアPR100の法則』著・笹木郁乃